天然水の採水地で何が違う?地域による水の特徴や選び方を解説!

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天然水の採水地で何が違う?地域による水の特徴や選び方を解説!
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天然水には「富士山」「北アルプス」「南阿蘇」「吉野」など、さまざまな採水地があります。

同じ天然水でも、採水される地域によって硬度やミネラル成分などに違いがあるため、「どこで採れた水なのか」に注目してみると、天然水をより身近に感じられるようになります。

この記事では、天然水の採水地によって何が違うのかを簡単に整理し、全国の代表的な採水地について、それぞれの地域や水の特徴をご紹介します。

ウォーターサーバーを選ぶときだけでなく、旅行先で水を飲んだときなどにも、「この地域の水はこんな特徴があるんだ」と思い出せるような、天然水の基礎知識としてご覧ください。

天然水は採水地によって何が違う?

天然水は、地下水などを原水とし、特定の水源から採水された水を指します。

雨や雪として降った水が地中へ浸透し、長い時間をかけて地層を通ることで、地域ごとに異なる水質が生まれます。

そのため、採水地によって、

  • 硬度
  • カルシウムやマグネシウムなどのミネラル
  • シリカやバナジウムなどの成分
  • pH
  • 水の味わい

などに違いが見られます。

ただし、「この地域だから必ずこの味」というものではありません。

同じ地域でも水源やメーカーによって水質は異なるため、採水地は天然水を知るための一つの手がかりとして見るとよいでしょう。

全国の主な天然水の採水地と特徴

まずは、代表的な採水地を一覧で見てみましょう。

採水地水の特徴地域・採水地の特徴
富士山周辺バナジウムを含む天然水として知られる日本を代表する天然水の採水地
北アルプス硬度16mg/Lなど、低硬度の軟水が見られる雪や雨に恵まれた山岳地帯
南阿蘇シリカを含む天然水として知られる阿蘇の豊かな自然に囲まれた地域
木曽すっきりした味わいの天然水として紹介されている御嶽山の東側に広がる自然豊かな地域
大分・日田シリカなどを含む天然水がある山々に囲まれた日田盆地
吉野硬度57mg/Lの軟水・シリカ15mg/L吉野山や吉野杉で知られる地域
金城硬度83mg/L・シリカ40mg/Lなど島根県浜田市の山間部
朝来硬度45mg/Lの軟水1,000m級の山々に囲まれた地域
京都硬度31mg/Lの軟水京都の地下水を利用した天然水
宮川宮川を水源とする天然水がある三重県の自然豊かな地域
代表的な採水地一覧表

※硬度や成分は商品・水源によって異なります。ここでは代表的な天然水の情報をもとに、採水地をイメージしやすい特徴を紹介しています。

ここからは、それぞれの採水地をもう少し詳しく見ていきましょう。

富士山周辺の天然水

富士山周辺は、日本を代表する天然水の採水地の一つです。

富士山に降った雨や雪が地下へ浸透し、長い時間をかけて地下水となります。

富士山の天然水では、バナジウムを含む水が多いことが特徴の一つとして知られています。

たとえばフレシャス富士は、標高1,000m地点の地下273mから採水していると公式に紹介されています。プレミアムウォーターの富士吉田の水も、バナジウムを含む天然水として紹介されています。

「天然水といえば富士山」というイメージを持つ方が多いのも、こうした水源の豊かさや、長く親しまれてきた背景があるためでしょう。

北アルプス周辺の天然水

北アルプス周辺も、天然水の採水地として知られています。

山岳地帯に降った雨や雪が地下へ浸透し、地層などを通って地下水となります。

たとえば信濃湧水の矢沢水源は、北アルプスの標高約1,220m地点にある水源として紹介されています。

北アルプスの天然水では、硬度の低い軟水が特徴の一つです。

また、プレミアムウォーターの北アルプスの水は硬度29mg/L、シリカ27mg/Lなどとされています。

山の雪解け水が地下へと浸透していくことを想像すると、「北アルプスの水」と聞いたときのイメージもより具体的になるのではないでしょうか。

南阿蘇の天然水

熊本県の南阿蘇も、天然水の採水地として知られている地域です。

阿蘇山周辺は火山活動によって形成された地層が広がっており、雨や地下水などによって豊かな水資源が育まれています。

南阿蘇の天然水では、シリカを含む水が多いことが特徴の一つです。

たとえばプレミアムウォーターの南阿蘇は、硬度36mg/L、シリカ49.7mg/Lとされています。

「阿蘇の天然水」と聞くと、雄大な山々や火山地帯の自然を思い浮かべる方も多いかもしれません。

採水地を知ると、水そのものだけでなく、その土地の風景まで想像しながら天然水を楽しめます。

木曽の天然水

長野県の木曽地域も、天然水の採水地として知られています。

フレシャス木曽は、御嶽山の東側の深い森の中で採水される湧水として紹介されています。

公式情報では、地元で「幻の水」として大切にされてきた水で、採水地の環境によってミネラルバランスのよい天然水になっているとされています。

木曽の天然水を知るうえでは、「山深い森の中で育まれる湧水」というイメージを持っておくと分かりやすいでしょう。

同じ長野県でも、北アルプスと木曽では水源の背景が異なるため、こうした違いを比べてみるのも面白いところです。

大分・日田の天然水

大分県日田市も、天然水の採水地として知られる地域です。

日田は山々に囲まれた盆地に位置し、豊かな水資源に恵まれています。

ウォーターサーバーの天然水では、シリカなどのミネラル成分を含む水として紹介されることがあります。

たとえばコスモウォーターの大分採水地は、硬度36mg/Lで、シリカ68mg/Lなどとされています。

「大分・日田」と聞いたときには、山々に囲まれた盆地と豊かな地下水というイメージを持っておくとよいでしょう。

吉野の天然水

奈良県吉野郡にある「吉野」も、天然水の採水地として知られている地域の一つです。

吉野といえば、吉野山の桜や吉野杉などを思い浮かべる方も多いかもしれません。

実はこの地域は山々に囲まれ、水資源にも恵まれています。

プレミアムウォーターの「吉野」は、竜門岳に降った雨や雪が約500mの地中を通ることでろ過され、ミネラルが溶け込んだ天然水として紹介されています。

水質は硬度57mg/Lの軟水で、シリカ15mg/L、サルフェート9.9mg/L、pH7.9とされています。

吉野の天然水については、まず「硬度57mg/Lの軟水」という特徴を覚えておくと分かりやすいでしょう。

そして、吉野山の桜や吉野杉などの土地の特徴と一緒に覚えておくと、採水地としても印象に残りやすくなります。

金城の天然水

島根県浜田市金城町周辺も、天然水の採水地の一つです。

金城の天然水は、中国山地の麓にある水源から採水されています。

プレミアムウォーターでは、地下約700mの花崗岩の下でろ過された天然水として紹介されており、硬度83mg/L、シリカ40mg/L、炭酸水素イオン120mg/Lなどの成分が示されています。

ほかの採水地と比べると、硬度がやや高めなのが金城の特徴の一つです。

天然水を採水地で見比べるときには、「軟水かどうか」だけではなく、硬度の数字を比べてみるのも面白いでしょう。

朝来の天然水

兵庫県朝来市も、天然水の採水地として知られています。

朝来は中国山地の東部に位置し、1,000m級の山々に囲まれた自然豊かな地域です。

プレミアムウォーターでは、地下約80mからくみ上げた天然水として紹介されており、硬度45mg/L、シリカ14mg/L、サルフェート10mg/Lとされています。

朝来の天然水を覚えるなら、「山々に囲まれた兵庫県の水源」+「硬度45mg/L程度の軟水」という組み合わせが分かりやすいでしょう。

京都の天然水

京都にも天然水の採水地があります。

京都というと歴史的な街並みや寺社を思い浮かべる方が多いと思いますが、地下には豊かな水資源があります。

コスモウォーターの京都採水地では、硬度31mg/L、シリカ19mg/Lとされています。

京都の天然水は、今回紹介する採水地の中では、比較的硬度の低い軟水として覚えておくとよいでしょう。

京都の食文化や料理などとあわせて考えると、「京都の水」というテーマにも興味が広がります。

宮川の天然水

三重県を流れる宮川周辺にも、天然水の採水地があります。

宮川は大台ケ原を源流とし三重県の自然豊かな地域を流れる河川で、その周辺の水資源を利用した天然水もあります。

古くは、伊勢神宮の禊(みそぎ)川とされ「宮川」の名前の由来もそこから来ているといわれます。

天然水の採水地として見ると、富士山や北アルプスのような「山の名前」とは少し違い、川の名前が採水地のイメージにつながる地域と考えると分かりやすいでしょう。

採水地を調べていくと、このように「山」「盆地」「川」「森林」など、さまざまな土地の環境と水との関係が見えてきます。

採水地だけで天然水の味が決まるわけではない

ここまで全国の採水地を見てきましたが、注意したいのは、「採水地=味」と単純に考えないことです。

水の味わいには、

  • 硬度
  • ミネラル成分
  • 水温
  • pH
  • 採水する水源
  • 処理方法

など、さまざまな要素が関係します。

同じ「富士山の天然水」でも、メーカーや水源によって成分が異なる場合があります。

そのため、「富士山だから必ずこの味」「阿蘇だから必ずこの味」と決めつけるのではなく、採水地を入り口にして、実際の水質表示を見るのがおすすめです。

天然水の採水地を見るときのポイント

天然水を選ぶときに採水地が気になったら、次の5つをチェックしてみましょう。

1.どこで採水されているか

まずは富士山、北アルプス、南阿蘇など、どの地域の水なのかを確認します。

採水地を知るだけでも、その天然水に対する興味がぐっと高まります。

2.硬度はどのくらいか

硬度は、カルシウムやマグネシウムなどの量をもとにした、水の性質を見る目安です。

「軟水が好み」「少しミネラル感のある水が気になる」など、自分の好みを考えるときにも役立ちます。

硬水・軟水について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

▶ 硬水と軟水の違いとは?特徴や使い分けを分かりやすく解説!

3.特徴的な成分を見てみる

採水地によっては、バナジウム、シリカ、サルフェートなど、特徴的な成分が表示されていることがあります。

ただし、これらの成分が含まれていることと、健康上の効果があることは別の話です。

「この水にはどんな成分が含まれているのか」という、水の個性を見るための情報として確認するとよいでしょう。

4.採水地の自然環境にも注目する

山岳地帯なのか、森林なのか、火山地域なのか、盆地なのか。

採水地の周辺環境を知ると、その水がどのように生まれたのかを想像しやすくなります。

5.実際の商品情報も確認する

天然水は、同じ地域でもメーカーによって水源や成分が異なる場合があります。

また、ウォーターサーバーによっては、利用者が採水地を自由に指定できないケースもあります。

たとえばプレミアムウォーターでは、現在複数の水源を扱っていますが、生産状況や物流事情などによって水源が変更される場合があると公式に案内しています。

そのため、採水地にこだわりたい場合は、契約前に各メーカーの最新情報を確認しましょう。

天然水は「採水地」を知るともっと面白くなる

天然水について調べていると、「富士山の水」「北アルプスの水」「南阿蘇の水」など、採水地によってさまざまな名前が出てきます。

最初は単なる地名に見えるかもしれません。

しかし、

  • 富士山ならバナジウム、
  • 北アルプスなら低硬度の軟水、
  • 南阿蘇ならシリカ、
  • 木曽なら森の中の湧水、
  • 日田なら豊かな地下水、
  • 吉野なら硬度57mg/Lの軟水。

このように一つずつ特徴を知っていくと、採水地そのものが少しずつ身近になってきます。

旅行でその土地を訪れたときに、「そういえば、ここは天然水の採水地だったな」と思い出すこともあるかもしれません。

天然水は、ただ「水を飲む」だけではなく、その土地の自然や地形と一緒に楽しめる飲み物でもあります。

天然水の採水地が分かったら、実際のウォーターサーバーも比較してみよう

採水地や天然水の特徴に興味を持ったら、次は実際にどのウォーターサーバーで天然水を利用できるのかを見てみましょう。

天然水ウォーターサーバーは、採水地だけでなく、

  • 水の硬度
  • 水の種類
  • ボトル容量
  • 水の料金
  • サーバーのサイズ
  • 水の交換方法
  • 配送方法

なども比較することが大切です。

天然水を扱うウォーターサーバーを詳しく比較したい方は、こちらの記事をご覧ください。

▶ 天然水ウォーターサーバーおすすめ10選!選び方や採水地を徹底比較

また、天然水だけでなく、水道水を浄水するタイプやRO水なども含めて検討したい場合は、30社をまとめて比較できるこちらも参考にしてください。

▶ ウォーターサーバーおすすめ30選 編集部が30社を徹底比較!

まとめ

天然水は、採水地によって硬度やミネラル成分などに違いがあります。

今回紹介した主な採水地を簡単にまとめると、次のようになります。

  • 富士山周辺:バナジウムを含む天然水として知られる
  • 北アルプス:低硬度の軟水が特徴の一つ
  • 南阿蘇:シリカを含む天然水として知られる
  • 木曽:御嶽山周辺の自然豊かな環境で育まれる湧水
  • 大分・日田:豊かな地下水に恵まれた地域
  • 吉野:硬度57mg/Lの軟水
  • 金城:比較的硬度が高めの天然水
  • 朝来:山々に囲まれた地域の軟水
  • 京都:硬度31mg/Lの軟水
  • 宮川:三重県の自然豊かな地域にある水源

天然水を選ぶときは、採水地の名前だけで決めるのではなく、硬度やミネラル成分などもあわせて確認することが大切です。

「この水はどこから来たのだろう?」という視点を持つだけでも、天然水の楽しみ方は少し変わってきます。

気になる採水地が見つかったら、その地域の天然水を扱っているウォーターサーバーを探してみるのもよいでしょう。

発信者情報:ウォーターサーバーマガジン編集部

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